【試合コメント】4月20日（日）なでしこリーグ2部第6節 vs南葛SC WINGS

岩田純児監督

第6節庄原市上野総合公園でのホームゲームは、現在11位の南葛SC.wingsとの対戦となりました。

勝利すれば順位が入れ替わる重要な一戦で、ディアヴォロッソ広島は1-0の勝利をおさめました。

開始12分。相手の決定機をディフェンダー、ゴールキーパーで身体をはったディフェンスで凌ぐとその直後の14分。
3バックの右奥のスペースに抜け出した原田結奈が、相手ディフェンダーを引きつけ背後を突破しグラウンダーの高速クロス。すると、中央に入ってきた木須みそらがスリップした難しいボールをうまく右足で合わせて待望の先制点となります。

その後はシュートこそあるものの追加点を奪えずにいると南葛SCの猛攻を受け何度も決定的ピンチを迎えます。
しかし、いつもと違ったのは最後の最後までボールを追いかけて相手にプレッシャーをかけ続けることで相手も決定機を仕留めることができません。

技術的なことや戦術的なことの共有はもちろんですが、ゲームに勝ちたいという気迫がサッカーには1番大切な要素であることを選手がピッチで表現してくれたように思います。

ゲーム終了間際にも背後へ相手が抜け出しGKと一対一のシーンを迎えますが、守護神GK秋庭がビックセーブ。

最後まできっちり凌ぎきり、貴重な勝点3を獲得することができました。

開幕より勝利がない中でも励まし、応援いただきました皆様に勝利の報告ができ、選手、スタッフ一同ホッとしています。いつも暖かいご声援本当にありがとうございます。

とはいえ、まだ22試合中の1試合の勝利ですので一喜一憂することなく次のゲームに向けて気を引き締めて準備していきたいと思います。

引き続き皆様の応援、どうぞよろしくお願いします。

MF18 原田結奈

いつもディアヴォロッソ広島の応援ありがとうございます。

勝ち試合がなくこの5節苦しかったですが、今回のホーム戦で初勝利をすることができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。

何がなんでも勝つっていう気持ちで試合に臨みました。
試合は、早い時間帯で先制点を奪うことができたことでチームを勢いづけましたが、もう1点、2点取ることができなかったのは力不足だと感じました。
後半は、相手の攻撃の時間が多かったですが、みんなの体を張ったプレーがあり今シーズン初のクリーンシートに繋がったと思います。

まだ初勝利を収めただけでシーズンはまだまだ続きます。
この勢いのまま次の試合に向けて頑張っていきます。

遠い中、足を運んでいただきありがとうございました。